RGBでデザインするならむしろRGBの数値は使わない方が良いかも

DTP出身のデザイナーさんとお仕事をすることも増えてきた今日この頃。

その実感として、どうも彼らはWEB等におけるRGBの色空間(?)のデザインとなると、色の使い方がガチャついてしまう(明度・彩度の統一性があまり感じられない)ケースが多いように思えてきました。(と、いっても関わっているのは数名だけなので、感覚的なものでしかありませんが。。)

(独断と偏見で)理由を考えてみたところ、もしかするとDTPのデザインに慣れていると、CMYKで色を作るクセが抜けないために、いざ「RGBで指定」となると、色の使い方に混乱してしまい、画面に整合性の無い色を組み合わせてしまうのではないかという結論に至りました。

と、いうのも、(これも独断と偏見ですが)CMYKは結構感覚的に分かる部分が多いのに対し、

CMYKとRGBの特性のざっくりとした比較

■CMYKの場合…
・各数値の上限が「100」なので、感覚的に増減の具合が分かりやすい。
・「CMY」をざっくりと三原色(青赤黄)だと捉えると、色を混ぜた時のイメージを掴めやすい。
・「K」によって、明度の調整が感覚的に分かりやすく出来る。
・CMYKの方が色の幅が少ないのでブレが少ない。

■RGBの場合…
・各数値の上限が「255」なので、何だか感覚的に増減の具合が分かりにくい。
・「G(グリーン)」の数値を増減させた時、他の色とどう混ざるのか感覚的によく分からない。
・「スミ」に当たる数値が無いので、明度の調整が感覚的に分かりにくい。
・RGBの方が色の幅が多いので色合わせがブレてしまう危険性が高い。

現に、周りのデザイナーさんでも「RGBはよくわかんないから色相環みたいのでグリグリっと大体で選択して色を選んでた」という方もいらっしゃいました。「CMYKだとうまく色合わせしてくれるのに、RGBだとガチャつく原因はそういうことか!」という発見がその時ありました。

「色相環みたいのでグリグリ」パターンも、感覚的な部分がかなり優れている方はそれでも良いと思うのですが、私はあんまり自信が無いこともあり、なるだけ数値で整合性を持たせようと思って色を選んでいます。

HSBで色合わせするのがオススメ

経験上、数値ベースで色合わせをする時には、RGBを見ないことが近道だと思います。

RGBを使うと上記で挙げた問題点(?)もあり、感覚的に数値同士の整合性がよく分かりにくい部分があります。
では、RGB以外で何を使うのか?といったときに、私はHSBの数値を使っています。
HSBなら、

・360度でどの程度の角度ずつ色相をずらすか?
・明度や彩度をある程度一定に保つのが楽に出来る(S=彩度、B=明度)

と、いった利点があり、RGBの色空間の中でも最大限彩度・明度を活かしたデザインが「感覚的に」可能になります。

HSBを用いた色指定の詳しい方法等は、下記のd-spicaさんの記事等も参考になりそうです。

数で合理的にデザインする – カラー編 | d-spica

色の組み合わせに苦手意識を持っているという方等は、一度是非試してみてください。
それでは。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*