角度?確度?「カクドの高い提案」って何?

角度の高い提案

こんにちは。米田です。

前々から気になっていた「カクドの高い提案」という言葉が気になるので思いの丈をまとめてみます。

まずこの場合、漢字は「確度」ですよね。提案が通りやすい「確かさの度合い」を表すものです。

「角度」だと誤認されていることも多いようですが、別に提案に傾斜なんて要らないんです。斜めってなくて良い。急勾配でトガった提案なんかより、本質をしっかり押さえた提案の方がよっぽど通りやすいんです。

その意味だと、「確度が高い」と「角度が高い」は同じようでいて全く違う意味になりますね。

例えば、上司であるAさんが部下であるBさんとCさんに「カクド」を語った場合…

Aさん「カクドの高い提案を、よろしくな!」
Bさん「はい!(確度の高い、しっかりした提案をしよう!)」
Cさん「はい!(角度の高い、とにかく目立つ提案をしよう!)」

と、完全な伝達の齟齬が起きる悲劇も想像に難くありません。さらにここでAさん自身が「カクド」が「角度」と認識していたらもうこれは新しい日本語のコミュニケーションのはじまりです。もういっそのこと会話禁止。チャットかメールだけでコミュニケーションしてほしい。

話を戻すと、この「カクド問題」は、「角度」も「確度」も同音だから誤認の発見がしづらいんです。対面の会話の場合、「角度」か「確度」どちらの漢字を想定して相手が話しているのか分からないので、「怪しいな」と思ってもどうにも相手に突っ込みづらい。

だけど、「カクドのギュンッ!と高い提案をしようぜ!」とか、「ギュンッ!」という言葉をつけ始めたら、もうアウトですよね。「角度」の確信犯。見切り発車でも現行犯逮捕しても良いんじゃないかと思います。

さらに中途ハンパな位置で敬礼ビシッ!とかジェスチャー付きで「カクド高めにな!」と話されると、もう上司だろうが何だろうが笑っても良いレベルでしょう。そんな時はこの記事のURLを添えて、相手が公共の場で恥をかかないようにメールで優しく教えてあげましょう。

自分でも正しくない日本語を使っていることは多々あるかと思いますが、間違っていると思ったときはやっぱり間違っていると指摘することが、日本語を守るべき日本人として大切なことなんじゃないかなと思います。

現場からは以上です。他にも面白い言い間違いがあれば是非教えてくださいね。

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